HUNTER×HUNTERは少年週刊ジャンプで連載中で、冨樫義博(著)の大人気漫画です。
ヒソカはそのハンター×ハンターに出てくるキャラクターですね。猟奇的な戦闘狂で、敵キャラながら爆発的な人気があります。
今回は、ヒソカからミニマリストとして学べるところがあると思ったので紹介したいと思います。
まずハンター×ハンターを読んだことない人は読んでみてください。めちゃめちゃ面白いんで(笑)
そして注目したいのはこのシーン
ヒソカが対戦相手であるカストロに対して敗因を伝えるシーンです。
カストロは自分の分身を創りだすという強力な能力の遣い手でした。
しかし戦闘中ヒソカに、
- 分身はイメージにより創りだされるもののため戦いの最中にできた汚れまでは再現しきれない。
- 分身を創りだすには高い集中力が必要なため、正常な状態でないときには創り出せない。
などの弱点を見破られ敗北しています。
分身の能力は大変強力な能力だが、複雑さゆえに自身のコントロールできる範囲を越えてしまっている。
という意味でヒソカは『メモリが足りなくなる』『メモリのムダ使い』と表現しています。
ここ!なんてミニマリスト的な発想なんでしょうか。
対するヒソカの能力は、オーラをガムとゴム両方の性質を持つものに変化させる。という『だけ』。
複雑な能力が数多く出てくるハンター×ハンターの中ではかなりシンプルな能力です。
一見、そんな能力で屈強な他キャラに勝てるんだろうか?と思いますが、シンプルゆえに果てしなく応用が利くし、とにかく強い。
ヒソカはシンプルイズベストを地で理解しているのです。
複雑で、常に集中力を要するシステムは人を消耗させコントロールできる範疇を超える。また、複雑すぎるゆえに本人さえ気づかない弱点がでてきてしまうということをヒソカは知っているんでしょう。
一見強力そうな能力よりも、シンプルイズベスト。そんな人間の本質が描かれているからこそ、ハンター×ハンターは面白く、長年読者に愛されているのではないでしょうか。
読んだことのない人にはぜひオススメしたい漫画です。一度読んでみてはいかがでしょう^^