こんにちは、ミニマリストたくとです。
以前服を買うときレジにて見た光景です。
私の隣のレジにいたお客さんが、商品購入の際に値段を勘違いしていたらしく、お会計時に「それ〇〇円じゃないんですか?」と店員さんに尋ねていました。
店員さんはその商品の値段を答え、その価格がお客さんの思っていた価格より高かったらしく、「じゃあいらないです」と商品購入をキャンセルしていました。
あれの意味が分かんないんですよね。
欲しかったらいくらでも買えばいいし、逆にいらなかったらどんなに安くてもいらないと思うんですけど。
つまりそのお客さんは、その商品が『〇〇円だから』と、値段の安さを理由に買おうと思ったわけですよね。
ミニマリスト的な視点で言えば、その発想は今すぐに捨てるべきです。
よくTwitterなんかで一時期見た、
『悩む理由が値段なら買え、買う理由が値段なら止めておけ』というやつですね。
私が思う一番の節約術は『値段を気にせず100%気に入ったものを買う』ことです。
気に入ったものを買うことで長く使うことができる確率が上がるためです。
また服ならば、着る服を選択する際の迷いも減り時間の節約にもなります。
ただ気を付けるべきなのは、『高い値段で買ったから』と手放すのをためらってはいけないということです。
確かに、値段の安さを理由に買い物をして、それが意外にもお気に入りになることも中にはあります。
しかし、結局はあまり気に入らない点が出てきてしまい、利用しなくなってしまうことの方が圧倒的に多いです。
まず、値段を気にせず「100%気に入った!」と確信して物を購入しても、あとから「やっぱり失敗したな」と思うこともあるのですから、値段の安さを理由にした買い物の失敗率がより高くなるのは自明の理です。
所有物の一点一点をこだわり抜くミニマリストたちが『買って失敗したものリスト』を何度も制作しているのですから当たり前です。
結論、『安いから』を理由にする買い物は『節約』をしているようで、実は節約とは真逆の行動である。ということです。
みなさん買い物をするとき、その物が欲しい一番の理由がなんなのか今一度考え、『安物買いの銭失い』にならないようにしてください。
一応言っておきますが、高いものを買えと言っているのではありません。
買う理由の一番の理由が、『値段の安さ』になっていないか、ということですので、気に入ったものが安ければそれにこしたことはないのです。
以上、理屈を知っても実際行動に落とし込むのは人によっては難しことなのかもしれませんね。
私も心に留めていたとしても、買い物の際に迷うことはあります。
ただ私は迷ったら買いません。
本当に気に入ったのなら「いくらでも買う!」と即決できるはずだからです。
みなさんも買い物のときの一つの指標、また節約術として参考にしてみてはいかがでしょうか?