こんにちは、ミニマリストたくと(@mini_tact)です。
突然ですが、今あなたは嫌なこと、辛いことをしているでしょうか?
または、日本という国に生きづらさを感じたことはないですか?
正直、私は何回もあります。
日本では多くの場合、学校を卒業したら企業に就職します。
毎朝起きて満員の電車に揺られ通勤。
毎日毎日忙しい日々を繰り返し、残業し、休日出勤し、ときには叱責され、へとへとになって帰ってきても明日の仕事のために後は寝るだけ。
それでももらえる給料は手取り15~20万円というのが日本のリアルです。
「これを地獄と言わずしてなんと言おうか?」と思ったこともあります。
いや、実際日本という国はこの世に地獄というものを上手く作ったなと思います。
ここで
まずは結論ですが、
ミニマリストになりミニマリズムを駆使すれば嫌なことをしないで済みます。また
生きづらい日本が生きやすくなります。
日本は、
同調圧力や失敗を許さない風潮が強く、そういった要因も日本が生きづらい理由とされています。
一度働いたら続けなければならない。今辞めたら落伍者のレッテルを貼られる。家族を悲しませる。家族や親戚から責められる。
そういった理由から本当は嫌なことを続けている人も多いのではないでしょうか?
私も日本に生まれ育ちましたから、そういう風潮や、そう考えてしまう気持ちはよく分かります。
しかし、この世にせっかく生まれてきたのですから、人生からストレスを無くし、楽しいことで埋め尽くされた毎日を生きていきたいとは思いませんか?
ミニマリズムを駆使し、今の仕事が嫌ならばすぐに辞めてしまいましょう。
生活にかかる固定費を下げることで、必要以上に働かなくてよくなる
一番大きいところでは、自分に最低限必要な分まで物を減らす人という印象が強いかもしれません。
持ち物を減らすと、部屋がすっきりするし、掃除も楽になります。
そういったことももちろんありますが、金銭的にも大きなメリットがあります。
まず物、その中には家具のなども含まれる為、所持品を少なくすることによって小さい家・小さい部屋に住むことができ、結果家賃を減らすことができます。
引っ越しにかかる費用も減りますし(最小限にすればタクシーで引っ越し可能)、物を維持する費用・メンテナンス代なども減ります。
物を減らす金銭的効果は絶大です。
私の体感としても物を減らせば減らすだけ、不要な出費が減っていく実感があります。
そしてその結果、月に絶対にかかるコストである家賃などの固定費を圧倒的に下げられるのです。
「固定費を下げましょう」と言うと、「せこせこ節約しろってこと?」とか「そんな人生で楽しいのか?」と言われたりしますが、固定費を下げるのと節約をするのでは訳が違います。
固定費を下げるというのは、生活において不必要なもの(例えば使っていないスペースの多い部屋に住んでいたり、
スマホで使っていないオプション料金が毎月引かれていたり)に使われている料金を見直して削減するということであり、これは
大企業やお金持ちほどやっていることです。
それをせずに毎月高い固定費を払っているということは、情弱として搾取されているだけです。
私の固定費を公開します
例として私の固定費を紹介したいと思います。
- 家賃 38,000円
- 奨学金の返済 12,900円
- 携帯代 4,083円
- インターネット料金 3,300円
- 保険等 6,300円(たまにお金返してくれる)
- 光熱費 7,866円(一年間の平均)
- Amazonプライム会費 500円
合計72,949円
となっております。
変動費も含めたら
月9~10万円ほどで十分生きていけます。
私は
奨学金を毎月返済していますが、それがない方や車を持っていない方、もっと家賃の安い部屋に住める方ならば、
もっと固定費を安くすることも可能です。
月の固定費50,000円というのも全然可能です。
そこまで生活コストを下げれば、週2日のバイトで生きていけますし、週3日働ければ貯金ができます。
月20万の手取りがあれば、半分の10万円を貯金できます。1年で100万以上貯めることも全然可能です。
そしてその結果、固定費を下げると人生に圧倒的な安堵感が生まれます。
いつ仕事を辞めても生きていけるし、いつでも嫌なことから逃げることができます。
そういった思いをどこかに持ちつつ生きるだけでも、人生の見え方がだいぶ変わると思います。
稼いだ金がなにかの支払いでほとんどなくなると普通にやる気がなくなりますし、お金の心配をしながら生きるのは辛いですからね。
「楽しいこと・いい物は高い」という幻想
みなさん普通に暮らしていれば「生活するにはお金が必要」「たまには娯楽を楽しみたいからお金が欲しい」と考えると思います。
今の日本人の普通の感覚だと思います。
私は考えるのですが、ただ生きていくのにそんなにお金が必要でしょうか?
楽しいことをするのにはお金がいる。質の高い人生を送るにはお金がいる。いいものを買うにはお金がいる。もっと言えば生きていくのにはお金がいる。
正直、それらは幻想です。大人になっていくにつれて社会から徐々に植え付けられた洗脳のようなものです。
思い出してみて下さい。
私たちは子供の頃、0円で朝から晩まで最高に毎日を楽しみきっていましたよね。
中学生になっても、友だちとコンビニに行き、駐車場でコンビニで買ったアイス食べたりジュース飲みながら話しているだけで楽しかった。
いつからか、大学や新社会人になる頃の周りの影響なのでしょうか?
食事やイベントごとやデートには、お金を使うものという風潮が生まれてきます。
稼いだお金を大いに使って行うことが楽しいことや価値のあることで、タダや安いもので済まそうとする行為は悪だと言わんばかりの周りの目があります。
こちらは私のツイートです。
もちろんこれは普通の人からしたらやりすぎ感があるというか、極論を示したツイートではあります。
といっても私はバッグと財布を本当にこちらに変更するのは全然大丈夫です。
「人からどう見えるかという心」とか、「見栄」みたいなものはとっくに捨てているので、正直余裕です。
人と会ったときに話題の一つにもなりますし、ブランド物や高価なものを持って悦に入っているような人よりは100倍かっこいいと思います。
「コンビニ袋ちょうだい、ジップロックちょうだい」と言えば、まあ誰かしらくれる人はいるので、実質タダみたいなこちらのバッグと財布も、ブランド物のバッグと財布と比べて「荷物やお金を運べる」という性能ではなにも変わらないのです。
そこに機能性だとか、材質やブランドで別の価値をつけて価格が上がっていきます。
つまり、どこかの誰かが、お金を稼ぐために、本来の本質的な価値以外の部分に価値があるように見せているにすぎないのです。
バッグなんて物運べれば十分なわけですからね。
お酒なんかもその一つですね。
私はお酒を辞めて3年以上経ちますが、飲酒している人は「イメージ戦略に騙されている人」「洗脳されている人」「アルコールの依存性にやられて自らの判断能力を失っている人」にしか見えません。
私の価値観ではお酒はただの「毒」です。
ただの毒を、綺麗な瓶に入れて、高い値段をつけて、お酒は楽しいものというイメージをテレビコマーシャルや映画などで持たせ、お酒を飲む人はその価値を信じて疑わないから自ら率先してその価値を周りにも伝え、勧める。
そのようにある種洗脳して人々に買わせて大きな利益を上げている。それ以上でもそれ以下でもないものです。
お金も、洗脳されているという部分では似たようなものです。
とは言っても、私たちは日本という国に生まれ生活していますから、ある程度ルールは守らなければいけませんね。
家賃などの生活に最低限必要なものの費用分だけ稼ぎ、あとはお金という生活の本質とは関係のないものは無視しちゃいましょう!
大切なのはお金よりも時間
世間ではお金のことを「資産」と呼びますが、お金は昔の
大自然しかなかった時代にはもちろん存在せず、人類の長い歴史の中では、ごく最近どこかの誰かが作った「信用」を形にしたものにすぎません。
人生で一番大事な資産はお金ではなく時間です。
はるか昔の人類が
大自然の中を生きていた時代から存在する、お金よりもはるかに普遍的な資産が時間です。
お金は無くなっても稼ぐことができますが、時間は一度なくしたら二度と戻って来ません。それだけ考えても、どちらが大切かは明白だと思います。
私たちは日々かなりの時間を仕事のために使い、お金を稼いでいます。
生活のためにお金を稼いでいるというならば、先ほどもお伝えした通り生活にそんなにお金はかかりません。
「生活にはお金が必要」という固定概念は捨て、旅行に行ったり、家族とすごしたり、人と会ったり、そういうことに時間を使う方が、人生の後悔は少ないのではと思います。
人は新年を迎えたとき、様々な「今年の目標」を立てます。
特に多いのは、語学、旅行、ダイエットなどのようですね。
「いつか時間ができたら」「お金が貯まったら」なんて考えがちですが、そういう考えだといつまで経っても目標は達成しないです。
いつかしようと思っていたら気づいたら青春が終わっていた。なんて人が世の中にはたくさんいます。
私たちの今は今しかありません。
したいことは今すぐにしましょう。
一応言っておきますが、もちろん「お金を稼ぐのが悪」「お金を稼ぐ意味がない」と言っているのではありません。
欲しい物、したいことがあって、それにはお金が必要だから働いてお金を稼ぐのはいいと思います。
しかし、とりあえず日々働いてお金を稼ぎ、なんとなくお金が貯まったからなんとなくちょっと高いものでも買ってみる。みたいなことは、お金と時間の価値が逆になっていて本末転倒なのです。
それなら最初から何もしなければいいのです。
嫌なことを今すぐ辞めてみよう
いかがでしたでしょうか?
嫌なことを辞めるための方法をまとめてみると、
- 固定費を下げ、生活コストを下げる
- お金にまつわる洗脳を解く
- 時間>お金という価値観を持つ
ということとなります。
これを意識するだけでも、かなり人生が変わってくると思います。
私は実際に変わりました。
最近すっかり夏が来ましたが、幼かったあのころの夏休みを思い出してみてください。
虫を探して一日が終わったり、自転車で行けるところまで走って日が暮れたり…。
普段話さない女子と夏祭りで会ったときは、なぜかいつもと違って自然と話せた。
あの頃見上げた夏の空は涙が出るくらいに眩しかった。
人は大人になると、それを二度と戻っては来ない宝物として大事にしまっている。そして辛いときにたまにその宝箱を開け思い出に浸るくらいのものです。
本当の時間の価値を知ったら、あの夏休みは余裕で帰ってきますよ?
大人になっても、あんな風に自由気ままに、翌日の予定も立てず行き当たりばったりで楽しいことに飛びつく毎日を過ごせます。
自由さえあればあの夏休みが毎年毎年やってくるのです。
今一度、平日朝の電車に乗って周りを見渡してみてください。誰もが死んだような覇気のない顔をしています。もう見慣れた光景です。
せっかくこの世に命を授かって生きているのに、自ら楽しもうとする人なんてほとんどいません。ただ日常を繰り返すだけなのです。
もうそろそろこのその他大勢でいるのはいいんじゃないですか?
自由を手にしましょう。
やりたくないこと、嫌なことを続けていて、「働いている間は自分の人生は死んでいて、退社してから次の出勤までが生きている時間」そんな人には今すぐ自分の人生を取り戻してほしいと思いこの記事を書きました。
生きるのって最高で、人生が終わってほしくないと心から望みながら生きていきたいし、誰もがそう思っていて欲しいと思います。