こんにちは、ミニマリストたくと(@mini_tact)です。
生活の無駄を排除していくミニマリスト。
中にはミニマリストに対して「そんな生活面白いの?」と思う方もいるかもしれません。
私は去年の夏から実際に1年間ミニマリストとして生活をしてきました。
実際にミニマリスト生活で感じたことを、その答えとしてお伝えしたいと思います。
ミニマリストに対する世間の厳しい声
ミニマリストに全く興味のない人からしたら、ミニマリストの生活はちょっとびっくりしちゃうかもしれませんし、理解しがたいところもあるかもしれません。
ミニマリストに対してよくある厳しい声を集めてみました。
だいたいこの辺が多いと思います。
なにが楽しいのか分からない
やはり「家に何もない」というイメージは強いと思います。
ミニマリストからすれば必要なものは全て揃っているのですが、「人をもてなすもの」をそろえているミニマリストはなかなか少ないのではないかと思います。
実際私も、人が部屋に来た後、「〇〇の家なにもなくてつまらない」と言われることは多く、なかなか二度来てくれません(笑)
また買い物をしない、服も増えない、といったところから「人生諦めてる感」もあるのかもしれません。
人によっては「機械的」と感じるのかも。
新興宗教っぽくて怖い
ここ最近急激に盛り上がってる点。
特定のミニマリスト発信者を妄信している人がいる点。
なんかが原因かな、と考えられます。
これは正直ミニマリスト側にも非があると思います。
中には「勧誘」みたいなことをする人もいますからね。
考え方は人それぞれですから、押し付けはよくないですね。
貧乏くさい
これは本当によくあるやつじゃないでしょうか。
テレビでミニマリストが特集されるときなんかにもよく言われてますよね。
「ただ貧乏なだけでしょ(笑)」って。
冒頭のスタジオでそんなやりとりの一笑いがあって、VTRを観た後「今まで知らなかったけど理解が深まりました!」っていうくそしょうもないやりとりをしてるんじゃないでしょうか?うちテレビないから知らんけど。
これは、実際は結構お金持っててもミニマリストをやっている人がいる、ということはいったん置いておいたとしても、ある意味合っていると思います。
理由は確実にミニマリズムは貧乏人の味方になるからです。
「少ない金額で何不自由なく、むしろ楽しく暮らす」が可能なのがミニマリストです。
また別の理由で、毎日同じ服、家電家具を何も買わない、シャンプー買わない、床に寝る等、もちろん「お金がないから」という理由でそうしている訳ではないのですが、
そんな人は「貧乏くさい」と思われてもある意味しょうがないかな、と思います(笑)
実際に「貧乏」っていうディスなら言い返したいところではあるんですが、「貧乏くさい」だと間違ってない無い部分もあるなーって感じです。
ミニマリストが増えたら経済が回らない
これは完全に反論します。
ミニマリストは「金を使うのを惜しんでいる」人ではなく、「無駄なものにお金は一切使わず、本当に必要なものに一点投入する」人だからです。
普段外食はしないけど、めっちゃ高い洗濯機や掃除機を、必要とあれば躊躇なく買うのがミニマリストです。
だから別に経済回らないってことはないです。
逆に本当にいいもののところにお金が行くからいいと思います。
実際にミニマリスト生活を一年して気付いたデメリット
ここからは、実際にミニマリストとしての生活をしてきて感じたミニマリストのデメリット、ミニマリストのつまらないところを話していき、「ミニマリストって何が楽しいの?」の解答をしていきたいと思います。
人をもてなせない
基本的に食器は自分の分しかないですし、来客用のスリッパや布団なども置いていません。
人をもてなしたい気持ちはあるのですが、どうしてもミニマリストではない人の家には劣る部分はあると思います。
インテリアを楽しめない
ミニマリストは基本的には家具がないと言っても過言ではありません。
あっても1つか2つくらいではないでしょうか。
「テーマにそって家具の揃えられた部屋」が嫌いな人はそういないと思います。
写真を見ているだけでも楽しいですよね。
私もインテリアが好きですし、おしゃれな家具も好きです。
しかし、「簡単に引っ越しをしたい」や「家具の揃った部屋は自分の部屋以外(ホテルなど)で楽しめば十分」という理由から買おうとは思いません。
その二つの感情から多少のジレンマのような感情もあります。
「部屋を好きな家具で揃えたい!」という方は、少しつまらない生活になってしまうかもしれませんね。
お金をぱーっと使う楽しみがない
これはかなり個人の性格にもよると思いますが、例えば「無駄こそ人生」と考えている人にとってはミニマリストはさすがに合わないのではないかと思います。
基本性格が「合理主義者」の方がミニマリストに向いているというのは前提です。
「そのときどきの気分で思い切り買い物をする」「昨日大金を使ったがいくら使ったか覚えていない」
そういうことはさすがにミニマリストはあまりしないです。
そういうことが楽しいと感じる方は、あまりミニマリストになるメリットはないように感じます。
まとめ【ミニマリストはつまらない?】
結論、ミニマリストとしての生活は個人的にはバカ楽しいです!
生活をブラッシュアップしていく過程は、筋トレや勉強に似たストイックな面白さがありますし、結果として物が減ると、ただ生きることの難易度が極端に下がってめっちゃ楽できるという別の面もあります。
しかし合わない人もいると思います。それも事実です。
ミニマリストは基本的には合理主義者のため、ミニマリズムを「人生の最適解」と思っていますが、幸せの在り方は人それぞれなので、決して押し付けないことが大事ですね。
また、ミニマリズムを自分を偽るための隠れ蓑にしないことが大事なのかなと感じました。
例えば、貧乏だからミニマリストになったのに、口では「本当はお金はあるけどミニマリストが生き方として最強だからやっている」と嘘をつくなどですね。
貧乏だからミニマリストになったならそう言えばいいと思います。
そういった嘘はきっと他人に伝わりますし、何より痛いですよね(笑)
ミニマリストが批判されるときって、本質うんぬんより、そういう部分が見え隠れしたときなのかな、と個人的には思います。
一本筋の通ったミニマリストって、あんまり批判されないですからね(笑)