「持たないこと」で得られる恩恵で最も大きいものが「選択そのものを人生から排除できる」点です。選択する必要がなければその分の時間を有意義なことに使えるし、脳のCPU使用率も下がります。クリアな思考で日々に課題に立ち向かえます。
ミニマリストのたくと(@mini_tact)です。今回は実際に私が持たないことで選択自体を人生から追い出せたこと、「捨てて良かった」と感じたことを挙げていこうと思います。
冷蔵庫・電子レンジ
まず一つめは冷蔵庫と電子レンジです。この二つを持っていないので要冷蔵・冷凍のものや、電子レンジ必須の食品を買うという選択肢がありません。ある程度固定化された、健康にいい食材を買うようにしています。冷蔵庫の中の食材を忘れてしまうこともないので、「捨てる・捨てないの選択」もしたことがありません。
もちろん、冷蔵庫・電子レンジの中やまわりを掃除するという工程も、私の人生には存在しません。
ガスコンロ (油を使った調理)
ガスコンロがないので炒め物・揚げ物を全くしません。ただこれだけのことがとても快適なんですよね。まず部屋に油の飛散がありません。壁紙が汚れないし換気扇の掃除をすることもほとんどありません。実家に帰って油を使っていると「こんなに油って部屋に舞っているものなんだな」と自分の家の快適さを特に感じます。
また私は「ガスを止めたか・元栓閉めたか」がとても気になってしまうことがあります。ガスコンロがなくなってからその心配をすることもなくなり快適です。
考えてみると健康面・ダイエット面にも影響しているかもしれませんね。
テレビ
テレビ自体が家にないので、テレビ番組を見る選択肢がありません。また、とりあえずで目的もなくテレビをつけて気が散ることもありません。そのかわりYouTubeなどの動画サイト視聴がその隙間に入ってきてしまうので、工夫は必要です。最近は映像コンテンツが世の中に溢れかえっているので、上手く付き合うには少しコツがあります。まとめた記事があるのでよければこちらも見てみてください。
テレビがなくて日常生活で困ることがないか?と思うかもしれませんが、今のところ困ったことはほとんどありません。最近の芸能人とかは分からなくなりますが。
喫煙習慣
以前タバコを吸っていましたが、もうやめて何年も経ちます。喫煙は金銭面や健康面など、もはや説明の必要がないくらいデメリットが多いですよね。「やめられるならやめたい」と思っている方も多いはず。
私が特に挙げたい問題は時間の浪費についてです。1本タバコを吸うのに5分、1日20本吸うとしたら、1日に1時間40分もタバコのために使っていることになります。どんどん少なくなっている喫煙所を探す時間もあるし、タバコを買いにコンビニに寄ることもあると思います。タバコが吸いたくてしかたないソワソワタイムもあります。
タバコをやめたら1日に自由な時間が2時間近く解放されるのはかなり大きいです。
飲酒習慣
お酒をのむことをやめたというのは、私の人生で最も大きい選択の一つだと言えます。飲酒習慣こそ選択の連続。飲む日や飲まない日がある分、喫煙より選択性が強いと思います。また休日に飲む場合には「何時から飲むのか」という選択もありますね。飲んだしまったら真剣な作業や運転ができなくなってしまいますから。
・莫大な時間とお金の確保
・いつでも車の運転ができる
・朝最悪な気分で起きることがない
・長期的な健康リスク軽減
・お酒の勢いで人を傷つけることがない
・お酒を飲んでいなければしないはずの変な選択をすることがない
簡単に挙げるだけでもキリがないくらい、お酒をやめたらいいことがありました。また意外なメリットとして「お酒をやめられるなら、大抵のことはできる気がする」というやんわりとした自信も身につきました。
まとめ【持たないことで選択を排除できた好例】
いろいろな選択肢があることは幸福なように思えますが、逆に行動を制限してしまうこともあります。それは「決定回避の法則」として研究もされています。
ものを持たず、選択肢を少なくすることで目の前のことに集中ができ、私の理想とするシンプルな暮らしができているような気がします。
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