こんにちは、ミニマリストたくと(@mini_tact)です。
突然ですが、みなさんミニマリストにはどんな印象があるでしょうか?
「必要最低限のもので暮らす」のがミニマリストですから、買い物への妥協は一切許さない。物を増やすことも許されない。
生活の合理性を突き詰める方が多いので、そんなちょっと「神経質」な印象はないでしょうか?
タイトルがそのまま結論なんですが、ミニマリストでもノリで買い物して全然OKです!
ここで私の部屋をご紹介します↓↓
こんな感じで自分の中での最小限に所有物を抑え、もう1年ほど過ごしているミニマリストなんですが、今でもノリで買い物することはよくあります。
というか、ノリで購入したものの方が多いかもしれませんね。
私の購入品は
- ノリで購入したもの 50%
- 生活を補う明確な目的があったもの 30%
- ずっと欲しかったもの 10%
- その他 10%
くらいの割合です。
では、なぜミニマリストでもノリで買い物してOKなのか、理由を説明いたします。
明確な目的があって購入したものがいいものとは限らない
「この商品は自分の生活に絶対必要」と思ったものでも、あまり気に入らず処分するものもありますし、逆に「ノリで買った商品」が意外に気に入って、ずっと使い続ける場合もあります。
私自身、明確な目的があって買ったけど全くハマらなかったものがたくさんあります。
例を挙げると、
- ヴァセリン(ワセリン)
ヴァセリンはかなり多くのミニマリストが「スキンケアはこれ一つで十分」と紹介していて、「これはいいぞ!」と思って購入したのですが、全然定着せず使わなくなりました。
それよりもなんとなくドラッグストアで手に取って購入したニベアクリームの方が長く使っています。
- 白シャツ
白シャツは定番アイテムだし、どんな場面でも使いやすい、いかにもミニマリストらしいアイテムですが、自分には合いませんでした。
白い服は汚れないように気を遣いますし、洗濯や干すときにも気を遣うし時にはアイロンも必要です。なにより、自分の顔に白シャツが似合いませんでした(^_^;)
服を選ぶときの選択の時間がなくなったのはよかったのですが、しばらく着た後処分することとなりました。
このように、服なんかは特に買う前と買った後のギャップの大きなものかもしれませんね。
ノリで買う=直感で手に取る→直感は結構当たる
心理学の世界では、「生まれ持った直感は数えきれないほどの経験と知恵からなっている」と、直観が当たる理由は説明されています。
また、直観を無視して「深く考えすぎるときの決断は好ましくない結果を導く」という説は心理学者による実験でも証明されているそう。
みなさんも、「考えすぎ・悩みすぎて何がいいのか分からなくなってきた」なんて経験はありませんか?
ノリでする買い物は意外と科学的にも理にかなっているのです。
ただあくまで直感です。外れることもあるので過信しすぎないように!
大事なのは買った後に考えながら使うこと
大事なのは物を買ったあと、自分の心の声に耳を傾け、自分の頭で考えながらその物を使うことです。
「この商品はここは気に入ったけどここは気に入らないな」とか、
「機能性はいいけどデザインはイマイチだな」とか。
しっかり今後の生活に生かしていくことが大事です。
逆に言うと、一番よくないのは
特に気に入っていない・使ってない物が、なんとなく思考停止状態で部屋にあり続けている状態です。
それが起こることによって徐々に部屋に物が増えていきます。
そして部屋にあるものが把握できていないから更に物が増えるという悪循環に陥ってしまします。
ミニマリストは自分が本当に何が好きかを考えるのが本質
ノリで買い物することは大した問題ではありません。
ミニマリストでも簡単に物を増やしてOKで、そのあといらなかったら処分すればいいのですから。
大事なのは先ほど話した通り購入後に考えながら使うこと。
それを繰り返すうちに自分は何が好きで、どんなものが合うのかを知ることができます。
ミニマリストでしたら、この自分が何が本当に好きなのかを知っていくという作業が大事です。
それを知ることで今後の買い物にも生かされますし、不用意に物が増えないようになります。
なにより自分の性格・性質が分かり今後の人生が豊かになります。
みなさんもぜひ、「ミニマリストは物を増やしてはいけない」なんていう固定概念にはとらわれず、バンバン買い物してはいかがでしょう!