こんにちは、ミニマリストたくと(@mini_tact)です。
人生の効率化・合理化を目指すミニマリストならば、なるべく得をするため、損をしないため、時間を奪われないため、いざというとき困らないため、そんな理由でお金の勉強が必要です。
今回、まずは「お金の勉強をすることは楽しい」ということを知ってもらう為、「意外と知られていないお金の常識」「お金の面白いところ」をお伝えしていこうと思います。
なお今回お伝えすることは、基本的・常識的な部分にとどまりますので、「自分はお金にはある程度詳しいよ」という方はこのままブラウザバックしていただいて結構です。
お金は持っているだけで減る
お金は持っているだけで減ることがあります。
例えば、現在100円で買えるものが1年後120円になるとします。
持っている100円は、持っているだけでは変わらず100円のままですが、全く同じ商品はもう買えなくなってしまいます。
仮に世の中の物価が2割上昇したとしたら、持っているお金の価値は2割減ることになります。
そう、つまり「お金は持っているだけで減ってしまった」のです。
このように物価が上昇していくことを「インフレ」と言います。
逆に物価の下がる「デフレ」になると、逆に持っているお金の価値は上がることになります。
貯金をしたいなら方法は給与天引き(財形貯蓄)のみ
みなさんお金を貯めたいと思いますか?
お金を貯めたいならば、方法は給与天引き(財形貯蓄)のみです。
もし会社に給与天引きの制度がないのなら、給料日に別口座に自動的に引き落とされる積立預金をするのがいいでしょう。
Why!なぜ貯金をしたければ給与天引きしか方法がないのか。
人間の脳はもともと貯金ができにくい仕組みになっています。
その理由は、人間は遠い将来の価値よりも現在の価値の方を高く見積もりがちだからです。
貯金とは今あるお金を使うのを我慢して、将来のために取っておくということですから、もともと人間は貯金が苦手な生き物なのです。
とすると、お金を貯めるには、何らかの形で強制的にお金を見えなくしておくしか方法はないのです。(見える場所にお金を置かない!)
将来にお金を残すのが苦手な人間にとって、貯金の理想的な形は「日々の我慢」にせずに「気づいたらお金が貯まっている」という状態にすること。
給与天引きだと人は貯金していることを忘れてしまいます。
この効果を「メンタル・アカウンティング(心の会計)」と言います。
不思議なことに、人間は天引きされたお金は別の勘定として計算され、初めから無かったものと考えることができるのです。これが給与天引きの面白いところです。
絶対にやってはいけない「リボ払い」
リボ払いはなぜか「支払い方法の一つ」みたいな名前をしていますが、その内容は「借金」です。
しかも金利が15~18%という、今の超低金利時代では考えられない高金利。
リボ払いには、利用者を上手く誘導する「罠」がたくさんあります。
- 「リボルビング払い」という名前により借金への抵抗がない
- あらかじめ決めた一定金額を払うので使いすぎても実感がない
- ポイント〇倍などのお得感がある
カード会社にもよると思いますが、とにかく事あるごとにリボ払いをおすすめしてきませんか?リボ払いの性質を知ると「なるほど」といった感じですよね。
リボ払いはカード会社にとって大きな収入源ですから、カード会社を存続させるためにリボ払いを使いたい人は使ってください。
そんな理由がない方は、リボ払いは絶対に!利用しないようにしましょう。
まとめ【ミニマリストならばお金の勉強をしよう】
以上のように、お金には「意外と知らない人が多いこと」や「知ると面白いこと」がいろいろとあります。
お金はないと困るし、生活に密接に関わっているものですよね?
お金の勉強は数分でできますが、それにより損をしなくて済んだり、ちょっと得したりします。そこが面白いところです。
今日ご紹介した以外にも、知ると面白いお金にまつわる話がたくさんありますので、またこの記事を更新していきたいと思います。